お盆とはどんなものなのでしょうか?

そしてお盆の意味や由来にはどのようなものがあるのでしょうか?

また、お盆の日にちはいつからいつまでが一般的なのかみていきましょう。

お盆とは

夏になると、大人にとっての夏休みは「お盆」となります。

子供は長い夏休みがありますが、お盆休みは長い人でも10日程度。

さらに、お盆といえば、ただお休みというわけではなくきちんとした日本の行事の一つでもあります。

皆さんはお盆とはどのような由来や意味があるのか知っていますか?

今回は、なんとなく知ってはいるけどはっきりとは良く分かっていないお盆の意味や由来、合わせて日にちもご説明いたします。

目次

  • お盆とはどんなもの?意味や由来は?
  • お盆の日にちはいつからいつまで?
  • まとめ
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お盆とは?意味や由来は?

まず、お盆というとどのようなことを行う日か知っていますか?

家に仏壇がある家庭であれば、お盆はあの世からご先祖様が返ってくる日だという事知っている人は多いですよね。

しかし、どのようなことが由来となっているかまでは知らないのではないでしょうか?

お盆とはどんな意味がある?

まず、お盆の意味とは、多くの人が知っているように、ご先祖様や亡くなった人たちがあの世から一時的に地上に戻ってくる日です。

その為、ご先祖様たちが家に帰ってきている間は、

  • ご先祖様と一緒に過ごす
  • きちんと供養をしてあげる
というのがお盆の意味となります。

お盆の由来とは?

では、お盆はどのような由来があるのでしょうか?

お盆の始まりは、お釈迦様の時代にまでさかのぼります。

お釈迦様の弟子のひとりが、初めて神通力を授かり、自分の母親を探したときのことです。

母親を探すことはできたものの、母親は食べ物を食べようとしても口の前で全て灰になってしまい、飲み食いが出来ずに苦しんでいました。

それを弟子がお釈迦様に話すと、「あなたの母親は罪が重かったので、あなたの力ではどうにもできない」といわれてしまいます。

しかし、旧暦の7月15日に修行を終えた修行僧にごちそうをして供養すれば、苦しみから解放されると教えられた弟子は、その通りにしました。

すると、弟子の母親は苦しみから解放され、無事に往生することが出来たのです。

この話をもとに、旧暦7月15日に食物を盆にもって、仏や僧などを供養することで、たくさんの祖先が苦しみから救われるばかりでなく、今生きている人も幸せになることが出来るという事が伝わり、今のお盆となったと言われています。


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お盆の日にちはいつからいつまで?

意外と良く分からないお盆の日にち、いつからいつまでが一般的なのでしょうか?

お盆というと、毎年8月13日~16日というのが一般的です。

しかし、昔はお盆は7月15日を中心に行われていました。

なぜこの違いがあるのかというと、それは旧暦と新暦の違いです。

元々お盆の時期は7月15日だったのですが、新暦に代わることで日にちがずれて8月13日~16日に行われるところがほとんどになったのです。

地域によっては旧暦でお盆を行うところがある!

しかし、地域によっては旧暦のままお盆を行っているところも少なくなく、7月15日を中心に様々なもよおしものやお祭りが行われています。

もしも結婚や引っ越しなどで住むところが変わった場合や、新盆を迎えるときには、自分の済んでいる地域のお盆がいつなのかをあらかじめ知っておくことが必要になってきます。

まとめ

お盆というと、どちらかというと「休み」というイメージがありますよね。

会社によってはお盆を挟んで土日も含め、10連休なんて言うところもあります。

しかし、本来お盆というものはレジャーなどで楽しむものではなく、ご先祖様や亡くなった人の霊をお迎えする目的があるのです。

最近では、核家族化も進み家に仏壇がないという家庭も少なくないと思います。

それでも実家や親せきの家などには仏壇があると思いますので、せめてその間くらいはきちんと仏壇に手を合わせご先祖様を供養してみてはいかがですか?

もちろん、家に仏壇があるので得あれば、きちんと

  • 「迎え盆」
  • 「送り盆」
を行い、ご先祖様の霊を気持ちよく家にお迎えするようにしましょう。

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