お中元の渡し方のマナーにはどんな注意点があるのでしょうか?
そしてお中元を渡すとき挨拶の言葉はなんて言ったらいいのか渡し方のマナーを確認していきましょう。
最近はお中元を配達で贈る人も多く、早くから手配をしてもきちんと指定の日に届けてくれるので届け忘れもなく便利ですよね。
しかし、本来であれば、手渡しをするのが丁寧です。
とは言っても、手渡しをするには、いろいろとマナーがあり、気を遣うことも多いので困ることもありますよね。
ここではそんなお中元を手渡しするときのマナーなどを見ていきましょう。
- お中元の渡し方マナーとは?
- お中元を渡すときの挨拶の言葉の例文
- まとめ
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お中元の渡し方マナーとは?手渡しする場合の注意点!
お中元の渡し方にはどんなマナーがあるのでしょうか。
最近ではお中元をすべて配送で手配するという人が多いものですが、やはりお中元の時期に直接お宅に伺う機会があったり、特にお世話になっている人へは直接持参する方が丁寧ですよね。
では、手渡しをしたい場合にはどのように渡せばいいのでしょうか?
相手の都合を確認する
まず、お中元を手渡ししたいときには、相手の都合を聞くことが大切です。
何の連絡もなくいきなり相手のお宅を訪ねるのは相手も準備をしていませんし、予定がある可能性もあるので失礼にあたります。
その為、お邪魔する場合には事前に電話などで連絡を取り、お伺いする日時をきちんと伝えておくことが大切です。
うかがう時間のマナーと注意点
時間は、相手の都合に合わせることが大切ですが、忙しい時間や食事の時間と重ならないように、
- 午前なら10時~11時
- 午後なら2時~4時
そして、相手のお宅にお伺いするときには、早めに行くのは失礼です。
待ち合わせをする場合は早めに行くのがマナーですが、お宅にお伺いするときには、早く行くと準備をしていないこともあるのでちょうどもしくは少し遅めに行くのがいいでしょう。
お中元の渡し方マナー
お宅にお伺いしたら、袋やのしからきちんと品物を出し、のしの表書きを相手に向けて渡します。
その為、直接手渡しするお中元は、のしは外掛けにしてもらいましょう。
これが、お中元を直接手渡しをするときのマナーとなります。
お中元を渡すときの挨拶の言葉の例文
お中元を渡すとき、挨拶の言葉はなんて言ったらいいのか迷ってしまいますよね。
お中元を配送するときには、直接品物だけが相手に届くために、特に気を遣うことはありません。
しかし、直接お伺いして手渡しするときには、そうはいきませんよね。
だからと言って、お中元を直接渡す時に無言で渡すことはあり得ませんし、「つまらないものですが」と言ったり、「どうぞ」などというありきたりの言葉では相手に失礼な気がしますよね。
では、相手に直接お中元を手渡しするときはどうしたらいいのでしょうか?
挨拶の言葉の例文
例えば、
- 「お口に合うかどうか分かりませんが」
- 「お気に召すとうれしいのですが」
- 「ご無沙汰のお詫びかたがた、心ばかりですが」
- 「形ばかりですが、お礼の気持ちです」
もちろん、とっさに「つまらないものですが」と渡しても間違えではありません。
ちなみに、渡す品物が日持ちのしないものや、アイスなど冷凍や冷蔵保存が必要な場合には、その旨を合わせて相手に伝えるようにしましょう。
相手が中身を知らずにそのままにしておき、せっかくの贈り物をダメにしてしまっては残念ですからね。
まとめ
最近ではお中元はほとんどの人が配送で贈ることが多くなりましたよね。
しかし、特に疎遠になっている人なら、普段のお礼方々直接持参をしてみてはいかがでしょうか?
相手に会う口実にもなりますし、久しぶりに合う相手と話に花を咲かせるのもいいと思いますよ。
他にも、普段からお世話になっている人へも、出来れば直接持参して日ごろの感謝の気持ちを伝えることが出来るといいですね。