浴衣の柄には意味があります!
浴衣の柄の金魚(きんぎょ)・朝顔(あさがお)・紫陽花(あじさい)・撫子(なでしこ)には、それぞれどんな意味が込められているのか順番に確認していきましょう。
浴衣の柄の意味から選んでみるのもいいかもしれませんね!
夏に大活躍する浴衣。
浴衣を購入するときに、どのような柄を選んでいますか?
- 自分に合った柄
- 流行の柄
- 好きな柄
しかし実は浴衣の柄には一つ一つに意味があるという事を知っていましたか?
今回は、浴衣の柄の意味についてご説明いたします。
- 金魚の浴衣の柄の意味とは?
- 朝顔の浴衣の柄の意味とは?
- 紫陽花(あじさい)の浴衣の柄の意味とは?
- 撫子(なでしこ)の浴衣の柄の意味とは?
- まとめ
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浴衣の柄で金魚(きんぎょ)の意味とは?
まずは、浴衣の金魚の柄から見ていきたいと思います。
金魚というと、夏の時期に涼しげに泳ぐ姿が浴衣の柄にぴったりですよね。
では、金魚柄の浴衣にはどのような意味があるのでしょうか?
金魚柄の浴衣には幸運を呼ぶという意味がある!
金魚は中国語で「チンユイ」と発音します。
実は、金魚と同じ発音で、お金が有り余るほど豊かという意味で金余という言葉があります。
その為、金魚は幸せの象徴とされていました。
つまり金魚柄の浴衣には「幸運を呼ぶ」という意味があるのです。
浴衣の柄で朝顔(あさがお)の意味とは?
次に見ていきたいのが朝顔です。
朝顔も金魚と同じく夏を代表する花の一つですよね。
朝顔の柄の浴衣もとても夏らしく、そして涼しげなイメージがあります。
そんな朝顔の花言葉には、
- 「愛情」
- 「結束」
- 「私はあなたに結びつく」
確かに、朝顔のつるは、他の植物や棒などに巻き付いて成長していきますよね。
朝顔(あさがお)柄の浴衣には「固い絆」という意味がある!
他にも、朝顔の長いつるがしっかりと巻き付くことから、「固い絆」という意味も持っているのです。
朝顔の柄の浴衣は浴衣を着る女性自身を美しく引き立てる効果もあるので、彼や気になる人とのデートの時に着ていくことをお勧めします。
浴衣の柄で紫陽花(あじさい)の意味とは?
浴衣の柄で多く使われるものの一つが紫陽花ですよね。
紫陽花は、6月の梅雨の時期に咲く花ではありますが、着物の柄には特に季節に縛りはないため人気の柄の一つとなっています。
紫陽花(あじさい)柄の浴衣には良い意味と悪い意味がある!
紫陽花の花の花言葉には、良い意味と悪い意味の2面性があるのが特徴です。
例えば、いい意味なら、
- 「元気な女性」
- 「辛抱強い愛情」
こちらは梅雨の時期でも咲き誇る姿からとられた意味となっています。
しかし、悪い意味では
- 「移り気」
- 「美しいが冷淡」
- 「浮気」
こちらの場合には、花の色が土の状態によって変化することから言われているようです。
紫陽花の浴衣の柄を選ぶ場合には、紫陽花の意味を考えて選ぶといいかもしれませんね。
浴衣の柄で撫子(なでしこ)の意味とは?
最後の紹介したいのが撫子柄です。
撫子といえば、小さくて可愛い花ですよね。
そして撫子といえば、昔からの日本の美しい女性を「大和撫子」と例えられる通り、美しく凛々しいというイメージがありますよね。
そんな撫子の花言葉は
- 「純愛」
- 「勇敢」
- 「大胆」
- 「器用」
- 「才能」
撫子(なでしこ)柄の浴衣には「愛情を育む・愛される」という意味がある!
花言葉を見るだけでも凛とした日本の女性を彷彿とさせてくれますね。
他にも、撫子の柄の浴衣には、
- 愛情を育む
- 愛される
大胆という意味があることから、片思いの男性の前で着るのがおすすめです。
まとめ
浴衣の柄の一つ一つには様々な意味があるという事がわかりましたね。
浴衣の柄の意味が分かると、自分の好みだけで柄を選ぶのはちょっと難しくなりますよね。
逆に言うと、浴衣の柄の選び方ひとつで、気になる相手や彼氏へちょっとした告白にもなるかも。
気になる相手なら、話題の一つとして浴衣の柄の意味を教えてみるというのもいいかもしれません。
昔から日本に伝わる浴衣の柄にはどれも美しいだけではないというのも楽しいものです。
ぜひ今年の夏は、浴衣の柄の意味を考えて選んでみてはいかがですか?