浴衣には下駄と草履どっちが合うのでしょうか?
また浴衣(ゆかた)に合う履物にはヒールのタイプもあるのかチェックしていきましょう。
夏になると花火や夏祭りなど、夏独特のイベントが盛りだくさんですよね。
そして、そんな夏のイベントをより盛り上げてくれるのが、浴衣です。
夏のイベントに参加するときは、やはり普段着よりも浴衣の方がより気分が上がりましょね。
そして、浴衣を着るなら小物もきちんとそろえたいもの。
特に欠かせないのが履物だと思います。
ここでは、浴衣に履くものについて見ていきたいと思います。
目次
- 下駄と草履の違いとは?
- 下駄と草履の使い分けの仕方とは?
- 浴衣に似合うヒール下駄とは?
- まとめ
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浴衣には下駄か草履どっち?ヒールのタイプもある?
和装というと、真っ先に思い浮かべる履物が下駄と草履ですよね。
浴衣ももちろん和装なわけですが、浴衣を着た時に下駄と草履、どちらを履きますか?
どちらかというと、下駄を履くイメージですよね。
なぜかというと、浴衣は単品でももちろん販売されていますが、帯や下駄などがセットになっているものもあります。
そう、これが浴衣には下駄というイメージを植え付けているものだと思います。
下駄と草履の違いとは?
そもそも下駄と草履って、すごく似ていますよね。
その為、はっきりと下駄と草履の違いを知っている人は少ないのではないでしょうか?
下駄と草履を見分けるためには、素材と底の部分の形状の2つの違いがあります。
下駄と草履は素材に違いがある
まず素材ですが、下駄は木製になります。
対して、草履の場合は藁やい草、竹、最近の安いものはビニールやコルク、ゴムなどでできているものもあります。
下駄と草履は底に違いがある
そしてもう一つが底の部分の違い。
こちらはもうお分かりですよね。
下駄は2本の歯がついていて、草履は平面になっています。
下駄と草履の使い分けの仕方とは?
では、浴衣を着た時の履物の話に戻ります。
そもそも、昔は下駄と草履というのは使い分けがされていたのです。
普段履きとして利用されていたのが下駄で、フォーマルの場合には草履をはくことが多かったのです。
このことを考えると浴衣にはどちらがいいのかがわかりますね。
浴衣は昔の普段着でしたから、下駄が合うというわけです。
逆に着物を着るときには、下駄・もしくは草履のどちらかを選んで履くようにします。
女性の場合、普段はヒールの高い靴を履いているという人もいると思います。
浴衣に似合うヒール下駄とは?
それに比べると、浴衣に合わせてはく下駄はヒールがなく、違和感があるという人も多いと思います。
実は、そんな人に合わせて最近ヒール下駄というものがあるのです。
見た目は下駄と同じ鼻緒がついているものなのですが、ヒールがついているものなのです。
これなら、普段ヒールを履きなれている人も安心できるのではないでしょうか?
でも、ただでさえ下駄というのは普段から履きなれないと鼻緒の部分がすれてしまい履きにくいものですよね。
それに加えてヒールが高いものとなると、足への負担は大きくなります。
ヒールタイプは足への負担が大きくなるので注意!
実は昔は下駄を履いているときに足をひねることが少なくなかったようなのです。
普段は気慣れている人でさえそうだったのですから、履きなれていない現代の人がヒールの高い下駄をはくのはかなり危険です。
それに、やはり見た目もどうしても違和感を感じてしまいますよね。
確かにおしゃれの一つとしてヒール下駄を選ぶのも悪くはありませんが、きちんと自分で履きこなせるかどうか確認をした方がいいようです。
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まとめ
浴衣を着るときには、浴衣だけではなく他の小物も和風でそろえたいものですよね。
そして欠かせないのが履物です。
浴衣に一番合う履物といえばやはり下駄ではないでしょうか?
でも、下駄は履きなれていないとどうしても鼻緒の部分がすれていまい痛みを感じることもあります。
そこで、サンダルを代用している人も多いようですが、やはり浴衣には下駄がおすすめです。
元々浴衣にセットになっている下駄をはく、もしくは浴衣に合った下駄を購入して一緒に履きたいですね。