布団干しでダニ退治をするなら叩かないのが常識というのは本当なのでしょうか？
また、布団干しをするときのダニの除去方法でおすすめや効果的に掃除する方法や対策について紹介しています。
布団にはたくさんのダニが潜んでいるといいますよね。
そんなダニを退治する方法の一つが布団干しです。
しかし、正しく布団干しをしないとダニを退治するどころか逆に布団を痛めてしまうことに！
今回は、布団干しでダニを除去する方法をご紹介します。
- 布団干しでダニ退治するなら叩かないのが常識？
- 布団干しでダニを除去する方法とは？
- 布団干しでダニの除去効果を得る干し方のポイントは？
- まとめ
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布団干しでダニ退治するなら叩かないのが常識？
布団干しでダニ退治するなら叩かないのが常識というのは本当なのでしょうか？
布団干しといえば、天気のいい日に外へ干し、取り込む前にはしっかりと布団たたきで叩いてからというイメージがありますよね。
しかし、ダニ退治をしたいのなら布団は叩いてはいけません！
粉砕されたダニを吸ってしまう原因になる！
布団は叩くと布団の中にいるダニの死骸やフンが粉砕されてしまうのです。
（粉砕とは、粉状に細かくなってしまうことです）
この粉砕されたものが寝ている間に布団の表面に出てきてそれを吸ってしまう事でアレルギーになってしまう事もあります。
布団を叩くと出るホコリの正体は？
布団をたたくときに出てくるホコリの正体は何になるのでしょうか？
ホコリが出てくることでダニが除去されたと思っている人もいるのではないでしょうか？
実はホコリの正体は実は布団の中に入っている綿などです。
つまり、ダニを退治していると思っていた布団干しの後の布団たたきは、ダニを粉砕してしまうだけでなく布団自体を痛めてしまう原因なのです。
ではなぜ布団たたきというものがあるのかというと、この布団たたきは本来布団をたたくものではないのです。
布団を撫でて布団の表面についているホコリを払うものなのです。
これから布団を干すときは、布団は叩かないようにしましょう。
布団干しでダニを除去する方法とは？
布団干しでのダニの除去する方法にはどのようなものがあるのでしょうか？
布団を干した後に布団をたたいても、ダニを取り除くどころか逆に粉砕してしまいアレルギーの原因となってしまいます。
では、布団干しでダニを除去するにはどうしたらいいのでしょうか？
布団を叩かずに取り込み掃除機をかける方法！
布団干しでダニを除去する方法でおすすめのは、普段通り布団を干した後、布団をたたかずに取り込み掃除機をかけるという方法です。
掃除機では布団の中にいるダニを吸い込むことはできないのではないかと不安になりますよね。
しかし、ダニやダニのフンは本当に細かいものなので、布団の上から掃除機をかけるだけでもきちんと吸い込むことができます。
布団の上から掃除機をかけるときにのコツやポイントとは？
布団の上から掃除機をかけるときにはコツがあります。
それは、ゆっくりと、そして何度も掃除機のヘッドを布団の上で行き来させることです。
掃除機を床掃除のときのようにさっと滑らせるだけでは十分にダニを吸い込むことはできません。
なぜならダニは一度吸い込まれたとしても布団の繊維にしっかりとしがみついてしまいなかなか離れないからです。
もちろん、布団専用の掃除機（布団クリーナー）があるのなら、そちらの方が効果は高くなりますよ。
布団干しでダニの除去効果を得る干し方のポイントは？
布団干しでダニの除去効果を得るにはどのように干したらいいのでしょうか？
布団を干した後に布団をたたいてもダニは除去されないだけでなく、実は布団の干し方でもダニ退治効果は違ってきます。
布団は1日干せばダニを退治することができると思っていませんか？
しかし、実は干すだけなら1日干してもダニを退治するのは難しいのです。
実験では、8月の炎天下の下でも天日干しを1ヵ月ほぼ毎日行ったとしてもダニの除去率は約50%とでているほどです。
布団の上に黒い布をかけて干すという方法
布団の天日干しの効果を劇的にあげる方法があります。
それが、布団の上に黒い布をかけて干すという方法です。
黒い布をかけることで、通常よりも布団表面の温度約8度ほど高くなるのです。
布団の中の温度をより高温にすることで、ダニを退治できる温度にまで達することができるのです。
まとめ
布団を天日干しすればダニを除去することができる常識は見事に覆されてしまいましたね。
しかし、正しく布団を干せば、布団を干すことでもしっかりとダニを除去することができます。
ただ布団を干しただけではダニを退治することはできても除去することはできません。
布団を干したらきちんと掃除機などでダニを除去するようにしましょう。
