七夕の笹竹は長持ちするのでしょうか、それともすぐに枯れるのでしょうか?
そして七夕の竹の保存方法には何か注意点があるのでしょうか?
また、七夕に使う竹にはどのような種類があるのかチェックしていきましょう。
七夕と言ったら願い事を書いた短冊を飾る笹ですよね。
最近では、なかなか本物の笹を手に入れる機会がないため、プラスチック製のものなどで代用したりすることもありますが、やはり出来れば本物の笹を使いたいもの。
ここでは、そんな七夕に使われる笹(竹)について見ていきましょう!
- 七夕の笹竹は長持ちする?枯れる?
- 七夕の竹の保存方法とは?
- 七夕の竹には種類があるの?
- まとめ
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七夕の笹竹は長持ちする?枯れる?
七夕に本物の笹竹を使いたいなら事前からしっかりと準備しておきたいものですよね。
しかし、早め早めに手に入れておいたのはいいけれど、長持ちせずに七夕を待たずに枯れてしまったらがっかりすると思います。
では、七夕に欠かせない笹というのは実際に長持ちなのでしょうか?
それともすぐに枯れてしまうのでしょうか?
笹竹は切ってしまうと枯れてしまいやすい!
実は笹というのは、地面から生えているときには1日でかなり成長するほど生命力があるものなんです。
しかし、笹には水を吸い上げる力が弱いというデメリットもあり、一度切ってしまうと
- 新鮮さはみるみる失われる
- 葉っぱも見るも無残な黄色へと変化してしまう
笹竹を購入する時期やタイミングには注意!
その為、七夕に使うために早めに笹を手に入れてそのままにしておいてしまうと、本当に七夕に飾りつけをする頃には枯れてしまい葉っぱは黄色に、そして枝の部分は茶色く変化してしまうことになるのです。
その為、ホームセンターやスーパーなどで七夕用の笹が売られるのは、七夕直前の7月に入ってからという事が多く、さらに入荷する本数も売れ残りを抑えるために控えているところが多いのです。
七夕の竹の保存方法とは?
竹は一度切ってしまうとすぐに枯れてしまうことはわかりましたね。
しかし、保存の仕方を工夫することで、何日かは新鮮な緑の姿のままで置いておくこともできるのです。
ではどのような方法があるのでしょうか?
酢水に生けておく
まずおすすめな方法が、酢水に生けておくことです。
通常、買ってきた笹を水だけにつけておくと、笹は水を吸い上げる力が弱いためすぐに枯れてしまいます。
しかし、水3に対して酢2の割合でつくった酢水に笹を生けておくだけで通常の水よりも笹を新鮮な緑の姿のまま長持ちさせることが出来るのです。
水分を含ませた新聞紙などでくるむ
次に、笹の葉全体を水分を含ませた新聞紙などでくるむという方法があります。
笹は、切った時点で水を吸い上げる力が弱くなり、笹全体から水分が抜けて行って枯れてしまいます。
しかし、笹全体を濡れた新聞紙などでくるみ、直接葉っぱから水を与えることで新鮮さを保つことが出来ます。
笹の葉は工夫次第で通常よりも長持ちさせることが出来るのです。
七夕の竹には種類があるの?
七夕に短冊を飾るものといえばやっぱり「笹」ですよね。
しかし、笹って「竹」と同じものだとは思っていませんか?
確かに見た目はそっくりな笹と竹ですが、実は種類が違うものなんですよ。
その違いは細かく言えばいくつかあるのですが、良く分かるのが、竹は暖かい地方でよく育ち、笹は寒さに強いので寒いところでもよく育ちます。
そして、竹は大きいものが多いですが、笹は小型の種類が多いのも特徴です。
家庭用なら「笹」お祭りなどのイベントには「竹」
あまり大きくならないため、家庭の七夕で短冊を飾るサイズとしては、笹は適しているとも言えます。
ただ、最近では笹と言ってもなかなか手に入りづらくなりましたよね。
そんな時には、今ではネットでも家庭のサイズにぴったりな2~3メートルくらいの笹を購入することが出来るのでお勧めです。
まとめ
七夕に欠かせない笹の特徴や種類が良く分かったと思います。
実は笹は切ってしまうと途端に枯れやすくなり、しかも見た目が似ている竹とは別の種類なんですね。
もしも七夕に笹を用意するときには、枯れないように直前に、そして竹と間違わないように用意するようにすることをお勧めします。