水分補給のお茶でおすすめはどれなのでしょうか?
お茶には麦茶・緑茶・ほうじ茶などがありますが、水分補給をする際にお茶の種類で効果が違うのでしょうか?
夏には毎日汗をかきますよね。
そこで欠かせないのが水分補給です。
人間の身体は約60%が水分でできていて、少なくなることで脱水症状や熱中症をおこしてしまいます。
水分補給と言っても、水分であれば何でもいいというわけではありません。
その中でもおすすめの飲み物の一つがお茶です。
今回は、夏の水分補給とお茶についてご紹介していきたいと思います。
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水分補給のお茶でおすすめは何?
夏の水分補給で一番手軽なお茶のおすすめはどれなのでしょうか?
毎年夏になると、テレビでもお茶のCMをよく目にしますよね。
なぜかというと、お茶が水分補給におすすめな飲み物の一つだからです。
しかし、全てのお茶が水分補給に向いているといわれるとそういうわけではないのです。
お茶は昔から身体にいいといわれ、特に温かいお茶は毎日飲むことで健康を維持できるといわれていますよね。
その理由は、お茶には
- カテキン
- ミネラル
もちろん、汗で失った栄養を補給する際、お茶はとてもあっているといえます。
水分補給にはカフェインが少ないお茶がおすすめ!
しかし、たくさんの栄養分が含まれているお茶ですが、一つ注意が必要です。
それは、お茶には「カフェイン」が含まれているという事です。
水分補給とカフェインの関係
カフェインは他にもコーヒーなどにも含まれていますよね。
もちろんカフェインにも身体によい効果をもたらしますが、水分補給には向いていないデメリットがあります。
それが「利尿効果」。
せっかくお茶で水分をとっても、利尿効果で水分が失われてしまっては余計脱水症状を起こしかねません。
その為、水分補給としてお茶を利用することは決していいとは言えないのです。
そのため、
- カフェインが比較的少ない「ほうじ茶」
- 大麦から作られていてノンカフェインの「麦茶」
水分補給のお茶は麦茶・緑茶・ほうじ茶で効果が違うの?
お茶とひと言に言っても、様々な種類がありますよね。
その中でもなじみのあるお茶といえば、
- 麦茶
- 緑茶
- ほうじ茶
では、水分補給をするときに、この3つのお茶には効果に違いがあるのでしょうか?
麦茶の水分補給の効果について
まず、麦茶から見ていきたいと思います。
麦茶は、お茶とは言いますが茶葉からできているわけではありません。
麦茶の原料は、大麦なのです。
その為、麦茶にはカフェインは含まれていません。
茶葉にはカフェインが含まれていて利尿効果がある為あまり水分補給には向いていませんよね。
しかし、ノンカフェインの麦茶であれば、
- 利尿効果も気にすることない
- 脱水症状回避効果の期待できるビタミンやミネラルが豊富に含まれている
緑茶の水分補給の効果について
次に、緑茶を見ていきましょう。
緑茶は、お茶の代表ともいえる飲み物ですよね。
そして、お茶の葉にはカフェインが含まれているため、もちろん緑茶にもカフェインが含まれます。
緑茶にはほかにもタンニンやカテキンなど身体にいいものが多く含まれ、最近ではがん予防にも効果が期待されています。
しかし、利尿効果があるため、水分補給には必ずしも向いているとは言いにくいのです。
ただ、利尿効果はありますが、のめば飲むだけ身体から水分が失われるわけではありません。
ほうじ茶の水分補給の効果について
最後に、ほうじ茶を見ていきたいと思います。
ほうじ茶は、緑茶と同じく茶葉から作られています。
しかし、お茶の種類の中でも比較的カフェインが少ないのがほうじ茶なのです。
全くカフェインが入っていないわけではないので、利尿効果も多少はありますが、緑茶と比べれば水分補給には向いているといえると思います。
まとめ
お茶は水分補給に向いているというイメージがありますよね。
しかし、実際にはお茶にはカフェインが含まれていて、利尿効果があるためあまり水分補給には向いていません。
ただ、麦茶にはカフェインは含まれていないので、夏などに水分補給をしたい場合には麦茶を利用するといいですよ。
昔から夏といえば麦茶を日本人は飲んできましたが、これはとても理にかなったものだったのですね。