秋刀魚(さんま)の刺身は食中毒を起こす原因になることがあるのでしょうか。

そして秋刀魚(さんま)の刺身による食中毒の症状とはどのような症状が出るのか、また生焼けも危険なのかみていきましょう。

秋刀魚(さんま)の刺身

秋になってくると、脂ののった秋刀魚を食べるのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?

しかし、あまりなじみがないかもしれませんが、秋刀魚を生で食べると食中毒になることがあります。

今回は、秋刀魚を刺身で食べることで起こる食中毒の症状や、生焼けでも危険なのか見ていきたいと思います。

目次

  • 秋刀魚(さんま)の刺身が食中毒の原因になることもある?
  • 秋刀魚(さんま)で食中毒を起こした場合の症状とは?
  • 秋刀魚(さんま)の食中毒は生焼けも危険なの?
  • まとめ

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秋刀魚(さんま)の刺身が食中毒の原因になることもある?

秋刀魚といえば、やっぱりまずは焼き魚ですが、中には秋刀魚の刺身が好きだという人もいると思います。

しかし、秋刀魚を生の刺身で食べると食中毒になる可能性があるという事を知っていますか?

食中毒の原因は主に寄生虫です。

秋刀魚(さんま)の食中毒の原因は寄生虫!

秋刀魚には、

  • アニサキス
  • サンマヒジキムシ
という2種類の寄生虫が生息していることがあります。

この2種類は、加熱をして食べる分には問題ありませんが、生で食べる場合お腹に入ることによって食中毒を起こします。

特に最近秋刀魚の刺身を食べて食中毒を起こしている原因となっているのが「アニサキス」です。

アニサキスは、食べてから2~8時間後に

  • 激しい腹痛
  • 嘔吐や吐き気
を伴います。

アニサキスは成虫は1週間ほどで死滅してしまいますが、時には外科手術で取り除く必要があることもあるので注意が必要です。

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秋刀魚(さんま)の食中毒の症状とは?

秋刀魚を生で食べて食中毒を起こす原因のほとんどは、「アニサキス」という寄生虫です。

このアニサキスが胃や腸壁に入り込み、食中毒を起こします。

アニサキスの症状には2種類があります。

胃アニサキス症

1つが「胃アニサキス症」です。

胃アニサキス症は、食後2~8時間後に発症し、症状は激しい腹痛や嘔吐です。

腸アニサキス症

もう一つが「腸アニサキス症」です。

腸アニサキス症は、食後10時間以上たってから発症します。

症状は、激しい腹痛と腹膜炎症状です。

もしも、激しい腹痛に見舞われたとき、秋刀魚などの生魚を口にいていた場合は、アニサキスによる食中毒の可能性が高いので、必ず病院を受診するようにしましょう。

秋刀魚(さんま)の食中毒は生焼けも危険なの?

秋刀魚の食中毒というと、刺身など生で食べた時に発症する可能性が高くなります。

では、もしも秋刀魚を焼き魚にしたときに、生焼けになっていた場合でも食中毒になる危険はあるのでしょうか?

秋刀魚(さんま)の食中毒は生焼けでも起こすことがある!

実は、秋刀魚をよく加熱したつもりでも生であった場合でも、アニサキスが死滅せずに食中毒を起こすことがあります。

その為、たとえ秋刀魚を塩焼きなどで食べるときでもしっかりと火を通すことが大切になってきます。

通常アニサキスは秋刀魚の内臓に潜んでいますが、秋刀魚が死んで鮮度を失うと、内臓から身の方へ移動していきます。

もしも火が通っていないことがわかったら、もう一度しっかりと焼き直すようにしましょう。

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まとめ

秋の味覚として欠かすことが出来ないたっぷりと脂ののったおいしい秋刀魚。

刺身で食べる場合、アニサキスやサンマヒジキムシなどの寄生虫がついていると、食中毒を起こすことがあります。

その為、もしも生で食べる場合には、目視でしっかりと確認することをお勧めします。

そして、たとえ焼き魚として食べる場合でも、生焼けの場合はアニサキスが死滅せずに食中毒を起こすことがあります。

そうならないためにも、加熱をして食べるときにはしっかりと火が通ったことを確認してから食べるようにしましょう。

せっかくおいしくいただいた秋刀魚で食中毒を起こし、激しい腹痛や嘔吐、時には外科手術で取り除く必要が出てくることもあります。

秋刀魚に寄生虫がいるという事を知らない人も多いと思いますが、これからは特に生で秋刀魚を口にするときには注意しましょう。

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