秋刀魚(さんま)に寄生虫がいるというのは本当なのでしょうか。
そして秋刀魚(さんま)の寄生虫の対策方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
また、秋刀魚(さんま)に寄生するアニサキスを食べるとどんな症状がでるのか確認していきましょう。
「秋」といえば、やっぱり「秋刀魚」の季節ですよね。
毎年焼いた秋刀魚に大根おろしを乗せてしょうゆをかけて食べるのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
もちろん秋刀魚は刺身にしてもおいしいものです。
しかし、秋刀魚を生で食べる場合、気を付けなければならないという事を知っていますか?
今回は、秋刀魚に潜む寄生虫と、対策方法などについて紹介します。
- 秋刀魚(さんま)に寄生虫がいるというのは本当?
- 秋刀魚(さんま)に寄生虫を見つけたらどう対策すればいい?
- 秋刀魚(さんま)に寄生するアニサキスを食べたときの症状とは?
- まとめ
●関連記事
⇒「秋刀魚(さんま)の冷凍保存の方法は?保存期間はいつまで?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)の頭は食べることができる?栄養はあるの?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)は骨まで食べることができる?柔らかくする方法は?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)はプリン体や糖質量が多い?少ない?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)のカロリーは高い?ダイエット中食べてダメ?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)の旬の時期や産地は?放射能は安全なの?」の記事へ
【PR】スポンサーリンク
秋刀魚(さんま)に寄生虫がいるというのは本当?
毎年秋になると秋刀魚を食べるのを楽しみにしているという人も多いと思います。
しかし、秋刀魚には寄生虫が潜んでいるという言ことを知っていますか?
秋刀魚にいる寄生虫には主に2種類あります。
- 1つが「アニサキス」
- もう一つが「サンマヒジキムシ」
アニサキスとは?
アニサキスは秋刀魚に限らず青魚の内臓に住み着くのですが、死んでしまうと身の方に移動します。
サンマヒジキムシとは?
サンマヒジキムシは体長10センチもある寄生虫です。
どちらも目に見えるほどの大きさなので、肉眼で見ることが出来ますし、きちんと処理をしておけば特に問題はありません。
さらに、火を通すことで全く害はなくなります。
秋刀魚(さんま)の寄生虫対策はどうしたらいい?
秋刀魚を購入してきていざ捌こうとしたとき、寄生虫がついていたらかなり気持ち悪いですよね。
特に女性の場合、虫がついているという事で、すぐに捨ててしまいたくなると思います。
しかし、寄生虫というのは様々な生物に寄生しているもので、特別なものではありません。
さらに、秋刀魚に寄生する「アニサキス」や「サンマヒジキムシ」は、きちんと取り除けば特に害を与える寄生虫ではありませんので安心してください。
秋刀魚(さんま)を生で食べる場合は注意が必要!
秋刀魚(さんま)を食べるとき危険なのは、生で秋刀魚を食べる場合です。
どちらの寄生虫も火を通せば問題はないのですが、もしも生で食べようとしていて捌いている途中に寄生虫を見つけた場合は、「火を通して食べる」ことをおすすめします。
ただ、どうしても生で食べたいというときには、たたきなどにして食べるようにしましょう。
秋刀魚(さんま)のアニサキスを食べたときの症状とは?
アニサキスで食中毒の被害を受けたという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
アニサキスを食べたときの症状
アニサキスは、幼虫の場合なら人の体内では成長することが出来ず、外に排出されますが、生きたまま成虫を口にしてしまうと、胃や腸壁に侵入します。
- だいたい8時間以内に激しい腹痛に悩まされる
- 時にはおう吐したり、吐き気がする
- 症状が人くなるとじんましんを引き起こす
では、アニサキスによる食中毒になってしまったらどうしすればいいのでしょう?
実はまだアニサキスに対する治療薬は開発されていません。
しかし、アニサキスは成虫の場合1週間ほどで死んでしまうので、自然に死滅するのを待つのが一般的です。
ただ、時には腸閉塞や腸穿孔になる可能性があります。
そんな時には、外科手術で取り除くこともあります。
●関連記事
⇒「秋刀魚(さんま)の冷凍保存の方法は?保存期間はいつまで?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)の頭は食べることができる?栄養はあるの?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)は骨まで食べることができる?柔らかくする方法は?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)はプリン体や糖質量が多い?少ない?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)のカロリーは高い?ダイエット中食べてダメ?」の記事へ
⇒「秋刀魚(さんま)の旬の時期や産地は?放射能は安全なの?」の記事へ
まとめ
秋の秋刀魚は脂がのっているので、焼き魚はもちろん刺身としてもおいしいですよね。
しかし、生で秋刀魚を食べる場合、寄生虫による食中毒の心配があります。
気になる場合には、
- 食べる前にきちんと目視で確認する
- 火を通してから食べるようにする
特に、生で購入してきた秋刀魚を自宅でさばいて刺身にする場合には、寄生虫には要注意です。
どうしても生で食べたいという場合には、寄生虫が必ず死んでしまうように、たたきなどにすると安心かもしれませんね。
せっかくの秋の味覚、出来れば食中毒を心配せずにおいしくいただきたいものです。