台風シーズンはいつなのか、台風が発生する時期はいつからいつまでが多いのでしょうか。
また、台風が多い時期の理由にはどんなことが考えられるのでしょうか。
夏の時期が近づくと、天気予報で「台風」という言葉を聞くようになりますよね。
台風というと夏のイメージですが、実際には台風のシーズンっていつのことなのでしょうか?
そして、台風が多く発生する時期はいつからいつまでなのか、合わせて台風が多い時期の理由も見ていきたいと思います。
- 台風シーズンはいつなの?
- 台風の発生時期はいつからいつまで?
- 台風が多い時期の理由とは?
- まとめ
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台風シーズンはいつなの?
台風というと、「夏」というイメージがありますよね。
しかし、実際には台風は夏に限ったものではありません。
毎年台風が日本を通る時期というのは違ってきますが、
- 早いときには5月に日本本土に接近
- 遅いときは10月に接近
つまり、台風のシーズンは春から秋にかけてという事が言えると思います。
もっとはっきり言うと、夏に向けて気温が高くなってきたころから、冬に向けて気温が下がってくるまでの間が台風のシーズンと言えます。
暑いという意味では「夏」というイメージはあながち間違えではありません。
実際に一番多く台風が日本に接近するのは7月から9月のまさに夏の時期になります。
結論から言うとやはり台風シーズンといえば「夏」なんですね。
台風の発生時期はいつからいつまで?
台風というと、暑い時期に発生するというイメージがありますよね。
実際に、毎年日本に近づく台風というのは、5月ごろからで、本土であれば10月まで、台風が多い沖縄でも12月までです。
しかし、台風の発生時期を調べてみると、実は1年中発生しているのです。
ただ、春や冬の時期に発生した台風は、
- 夏や秋とは進路が違っている
- 日本に接近することなく通り過ぎてしまう
あくまで日本に接近しないというだけで、台風というのは春や冬の寒い時期でもどこかしらで発生しているんですね。
つまり、台風の発生時期というのは特になく、1年中台風が発生しているという事が言えるのです。
台風が多い時期の理由とは?
台風って日本でいうと夏の時期が一番多いですよね。
では、その理由って何なのでしょうか?
気圧が台風に関係!
台風には、気圧が大きく関係しています。
そもそも台風というのは春や秋でも赤道に近いところで発生しているんです。
しかし、この辺りに吹いている東風があるために、日本まで到達せずに台湾やベトナムの方へまっすぐ抜けてしまうことが多いのです。
その為日本では春に台風が発生していても気付かないことも多く、天気予報でも特に知らせないんですね。
夏の太平洋高気圧で日本に台風が近づくようになる!
夏になると、太平洋高気圧が強くなって、その高気圧の北の縁に沿ってまるでUターンするような形で台風が進んでいくようになるのです。
その結果、日本に近づくようになってしまうというのが理由となります。
さらに、台風というのは暖かい海水が蒸発して出来るものなので、気温が高くなる夏から秋にかけて多く発生するのです。
まとめ
夏になると時には2つも3つもいっぺんに台風が発生したりして、とても怖いものですよね。
さらに、近年では今までの台風の通り道とは全く違うところを通ったりするので、台風の動き自体が見えにくく、天気予報を見るたびにドキドキすることもあります。
そして、最近は地球温暖化のせいで海水温が上がり、それに伴い台風自体の勢力も上がっているのではないかと感じることもあります。
今は昔と違い、大きな台風でも昔ほどの甚大な被害を出すという事は少なくはなったと思いますが、その代わりに台風とは別ですが、それ以上の威力を持つ突然の集中豪雨などが増えている気がします。
どちらにしても、夏の時期に日本に上陸する台風や大雨で毎年のように甚大な被害が出たというニュースを聞くのは心苦しいものですね。