秋刀魚(さんま)の旬の時期とははいつなのでしょうか。
また秋刀魚(さんま)の産地はどこなのか、そして秋刀魚は放射能の影響なしで安全に食べることができるのかについてみていきましょう。
秋の魚といえばやっぱり秋刀魚ですよね。
名前の中に「秋」と入っているので間違いようがないと思います。
しかし、秋刀魚(さんま)ってよく考えてみると、1年中スーパーで並んでいるのを見かけますよね。
では、秋刀魚の本当の旬の時期とはいつなのでしょうか。
合わせて秋刀魚の産地や東日本大震災の際に問題となった放射能の安全性はどうなのでしょうか?
- 秋刀魚(さんま)の旬の時期はいつなの?
- 秋刀魚(さんま)の産地はどこなの?
- 秋刀魚(さんま)の放射能の影響は?安全に食べられるの?
- まとめ
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秋刀魚(さんま)の旬の時期はいつなの?
秋刀魚は1年中スーパーに並んでいますが、やはり旬の時期はずばり「秋」です。
秋刀魚というのは回遊魚で、まとまって海を巡っています。
その中でも、秋近くになると秋刀魚(さんま)が北海道から太平洋側に日本に沿うように泳いでくるのです。
この時期の秋刀魚は産卵を迎えているため脂がのっていておいしいのです。
秋刀魚(さんま)の旬の時期は8月・9月・10月頃
日本で秋刀魚が取れるのは、だいたい7月~11月の間です。
7月には北海道で秋刀魚が取れるのですが、この頃はまだ脂が10%ほどしか乗っていません。
それがだんだん南下してきて8月~10月位に関東付近でとれる秋刀魚が脂が20%と一番乗っていておいしいのです。
つまり、本当の秋刀魚の旬の時期は8月~10月頃となります。
実際には11月まで秋刀魚は日本でとれますが、そのころは脂の乗りが5%となっていてあまりおいしくないと言われ、加工品に使われることが多いのです。
秋刀魚(さんま)の産地はどこなの?
秋刀魚(さんま)の産地について見ていきたいと思います。
秋刀魚というのは、先ほどもお話しした通り回遊魚なので、季節ごとに大移動します。
元々オホーツク海あたりにいる秋刀魚は、夏になると南下して北海道へ、さらに秋に向けてどんどん南下して南に移動していくのです。
さらに秋刀魚は冬から春にかけて日本海側でもとれますが、太平洋側でとれる秋刀魚の方がおいしいといわれています。
秋刀魚(さんま)の特に有名な産地
秋刀魚(さんま)の特に有名な産地なのが、
- 宮城県の女川漁港
- 北海道の根室にある厚岸漁港
特に北海道や東北の秋刀魚は脂がのっていておいしいと言われています。
秋刀魚(さんま)の放射能は安全なの?
太平洋側の魚というと、まだ東日本大震災での放射能の影響を心配している人も多いのではないでしょうか?
しかし、厚生労働省から公表されている
- 北海道
- 岩手県
- 宮城県
- 千葉県
- 福島県
- 青森県
とは言っても、どのように検査されているのか、この検査結果に不安を持つ人もいると思います。
そんな人の場合には、放射性物質汚染の少なかった日本海側でとれた秋刀魚を食べるなどしてみてはいかがですか?
まとめ
秋刀魚の旬といえばやはり夏から秋にかけてですよね。
特に、8月から10月にかけて北海道から東北でとれた秋刀魚は特に脂がのっていておいしいものです。
脂ののった新鮮でおいしい秋刀魚が食べられる時期は限られているので、ぜひこの間においしい秋刀魚を食べておきたいものですね。
ただ、東日本大震災の影響で福島原発から放射性物質が漏れたために、秋刀魚に限らず食品に不安を持つ人は多いと思います。
厚生労働省から発表されている秋刀魚に対する放射性物質は、基準値以下とされています。
もちろんこの内容が信じられない、不安だという人もいると思います。
その場合には、残念ながら秋刀魚を口にするのは避けたほうがいいのかもしれませんね。
でも出来れば年に1度の秋刀魚の季節、脂ののった秋刀魚を安心して口にしたいものですね。