秋鮭と紅鮭と銀鮭の違いはどのようなところでしょうか?
スーパーなどで秋鮭と紅鮭と銀鮭の3種類を見かけますが呼び方が違うだけで同じ種類なのか、それとも何か違いがあるのかみていきましょう!
秋になると、鮭がおいしい季節という感じがしますよね。
鮭は1年中スーパーに並びますが、やはり秋ともなるとよりたくさんの鮭が並んでいるように感じます。
さて、そんな鮭ですが、販売されているパックなどを見てみると、「秋鮭・紅鮭・銀鮭」の3種類があるのを見たことはありませんか?
どれも赤みがかった色で、特に気にしていないという人も多いと思いますが、ちょっと気になりますよね。
では、秋鮭・紅鮭・銀鮭にはどのような違いがあるのでしょうか?
秋鮭と紅鮭と銀鮭の違いとは?
- 秋鮭とは?
- 紅鮭とは?
- 銀鮭とは?
- 味の違いは?
- まとめ
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秋鮭と紅鮭と銀鮭には違いがあるの?
スーパーなどで1年中見かける「鮭」ですが、よく見ると秋鮭・紅鮭・銀鮭と3種類の鮭があるのがわかります。
鮭というと、どれも赤くて鮮やかな実が印象的で、どれも同じではないかと思っている人も多いのではないでしょうか?
違いといっても、取れる場所や時期が違うくらいでどれも同じ種類と勘違いしている人も多いと思います。
しかし、実際にはこの秋鮭・紅鮭・銀鮭は同じ鮭でも種類が違うんです!
まず鮭に種類があるというのが驚きですよね。
では、この3種類の鮭にどのような違いがあるのでしょうか?
秋鮭とは?
まず秋鮭についてい見ていきたいと思います。
「秋鮭」という名前がついていることから、主に秋から冬にかけて取られている種類となります。
生息地は主に北海道や東北の近海で、見た目が青や紫いろのかかったストライプ模様というのが特徴となります。
本来、秋鮭の正式名称は「白鮭」というのですが、秋の季節に取れるので「秋鮭」と呼ばれているのです。
ちなみにこの秋鮭ですが、春から夏にとられるものは「トキシラズ」と呼ばれています。
紅鮭とは?
次に、紅鮭を見ていきます。
紅鮭は、北太平洋に生息しているため、日本では取れない鮭となります。
見た目は上半分が青みを帯びていて、その身は「紅鮭」という名の通りきれいな赤色をしているのが特徴です。
さらに、産卵期になると、見た目も真っ赤に染まるために「紅鮭」と呼ばれているのです。
銀鮭とは?
最後に銀鮭です。
銀鮭というのは、私たちが最も多く口にしている鮭といっても過言ではないのではないでしょうか?
良く切り身でバラで販売されているものの多くは銀鮭です。
銀鮭が生息しているのは、チリのあたりで、見た目の特徴は黒の斑点です。
スーパーなどで安く売られている鮭は、そのほとんどがこの銀鮭となります。
秋鮭と紅鮭と銀鮭の味の特徴とは?
さて、次に秋鮭・紅鮭・銀鮭の味の特徴について見ていきたいと思います。
同じ鮭なのだから、大して味は変わらないのではと思いきや、実はけっこう違いがあるのです。
特に違うのが「脂の乗り」です。
この3種類には脂の乗りが違うので、料理によって使い分けるとよりおいしくいただけます。
秋鮭の味の特徴とは?
まず、秋鮭ですが、3種類のうちで一番さっぱりした身となっています。
その為、
- バター焼き
- ムニエル
銀鮭の味の特徴とは?
次に脂がのっているのが銀鮭です。
程よい脂分なので、家庭でよく食べられる
- 焼き鮭
- おにぎりの具として使用する
紅鮭の味の特徴とは?
最後に、紅鮭を見ていきたいと思います。
紅鮭は、3種類の中で一番脂の乗った身となっています。
その為、煮込み料理などに使うと、うまみが料理全体に染み出てとてもおいしくいただけます。
特に、
- お鍋
- シチューの具
まとめ
鮭と一言に言っても、身近な鮭だけでも3種類もあるという事は驚きでしたね。
さらに、秋鮭・紅鮭・銀鮭にはそれぞれ味や脂分に特徴があります。
そのため3種類の鮭には、それぞれ適した料理があるというのも知らなかった人が多いのではないでしょうか?
これから鮭を購入するときには、何に使うかを考えて、その料理に合った鮭を選ぶとよりおいしく頂けそうですね。