お中元は誰に渡すものなのでしょうか?そしてお中元を贈る相手はどこまで贈ればいいのかみていきましょう。
お世話になった両親や会社関係の人、友人など誰にどこまで渡すのがいいのか迷った時の参考にしてみてください。
夏が近づくと、「そろそろお中元の準備をしなければ」という人も多いと思います。
社会人になったり結婚をしてしばらくすると、毎年お中元を贈る相手も決まってくると思いますが、初めてお中元を経験する場合、
- お中元にはどのような意味があるのか?
- そして誰に贈ればいいのか?
ここでは、お中元は誰に渡すものなのか、そして、贈る相手について見ていきたいと思います。
- そもそもお中元は誰に渡すものなの?
- お中元を贈る相手はどこまでにするのがいい?
- まとめ
【PR】スポンサーリンク
お中元は誰に渡すもの?
社会人になったり、結婚をしたりして独立をしたときに、初めてお中元を経験する人もいると思います。
しかし、そもそもお中元というものはどのような人に対して贈るものなのかわからないという人もいると思います。
お中元というものは、そもそも中国の道教のお祭りである三元の一つである7月15日の中元と、日本のお盆の時期に親戚などがお供え物を持ち寄った風習が合わったものです。
- 西日本では7月下旬から8月15日まで
- 東日本では7月初旬から7月15日まで
に普段からお世話になっている人へ感謝の気持ちを込めて品物を贈るようになったのです。
お中元は普段お世話になっている人に贈りましょう!
つまり、お中元は普段からお世話になっている人、例えば
- 実家の両親
- 配偶者の両親
- 会社の上司
- 習い事の先生
もちろん他にも友人などお世話になっている人がいれば、ぜひお中元を贈るようにしましょう。
お中元を贈る相手はどこまで?
お中元というものは、普段からお世話になっている身近な人に贈るものですよね。
しかし、普段からお世話になっているという人というと、人によっては数え切れないほどいるという人も少なくないのではないでしょうか?
だからと言って、その人たち全てにお中元を贈るとなると、
- 手間がかかる
- 金銭的な負担が大きくなる
そして、一度お中元を贈った相手には、
- 基本的に毎年お中元を贈り続けるだけではなく
- 1年の感謝の気持ちを込めてお歳暮をも贈らなくてはいけなくなる
しかも、一度贈り始めたら急に贈るのをやめるという事は難しいですし、贈るのをやめるにもいろいろと段階があり面倒です。
お中元を贈りたい人数が多い場合には?
その為、お世話になっている人が多くても、ある程度贈る人を限定する必要があります。
例えば、身内だけ贈るというのであれば、
- 自分の両親
- 結婚をしているのであれば配偶者の両親
- 親せき
他にも、余裕があり、会社で特にお中元のやり取りを禁止していないのであれば
- 普段から特にお世話になっている上司
- 懇意にしている友人
初めてお中元を贈る場合には、来年以降も贈り続けなければいけないという事を考えてから贈り先を決めるようにしましょう。
今は昔ほど固く考える人はおらず、お中元をいただいても逆に恐縮してしまうという事もあるようです。
もしもお中元を贈って相手が本気で来年からは辞退するといわれた場合には、来年からははがきなどでのあいさつ程度にとどめても大丈夫ですよ。
まとめ
初めてお中元を贈る場合、誰に贈ったらいいのかよくわからないという人も多いと思います。
そんな時には、普段からお世話になっている人を思い浮かべてみてはいかがでしょうか?
両親や会社の人、友人などが思い浮かべられると思います。
もちろん全ての人に贈れるというのであればお中元を贈ってもかまいません。
しかし数が多いと感じれば特にお世話になっている両親などに限定して品物を贈り、あとはてがみなどあいさつ程度に暑中見舞いや残暑見舞いを送るという方法もあります。
お中元は一度品物を贈ると毎年贈らなければならないので、誰に贈ればいいのか、相手をよく考えて贈るようにしたいですね。