七夕飾りの意味にはどんなものがあるのでしょうか?
どのような七夕飾りの種類があるのでしょうか?
そして七夕飾りを飾る時期はいつからいつまでが正解なのかも確認していきましょう!
毎年7月7日は七夕ですよね。
皆さんの家庭でも、七夕には笹の葉に飾りをつけて、七夕にちなんだ料理を作ってお祝いするなんていうところも多いと思います。
さて、七夕に欠かせないのがやはり七夕飾りですよね。
七夕飾りには、願いをかいて飾る短冊のほかに様々の種類のものがあります。
そして、その七夕飾りには一つ一つ意味があることを知っていますか?
ここでは毎年子供たちが楽しみにしている七夕の飾りについて見ていきましょう!
- 七夕飾りの意味とは?
- 七夕飾りにはどのような種類があるの?
- 七夕飾りの時期はいつからいつまで?
- まとめ
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七夕飾りの意味とは?
まず、七夕飾りの意味から見ていきたいと思います。
七夕といえば、真っ先に思い出されるのが「織姫と彦星」の話ですよね。
愛し合っていた2人は毎日仕事をせずに遊び続け、それに怒った神様が2人を天の川の両端に離し、毎年7月7日だけ会えるようにしたという話です。
そして、七夕飾りには、短冊に願いを書く他、七夕飾りの1つ1つにも願いが込めらていてるのです。
短冊の意味は色によって違いがある!
例えば、笹の葉に飾る短冊ですが、家庭や幼稚園・保育園・小学校などでは自分の好きな紙にお願い事を書きますよね。
でも、本来の短冊の色というのは青・赤・黄色・白・黒と決められています。
この色を見てわかる人はわかると思いますが、中国から伝わる「五行」の色なのです。
- 青は徳を積む
- 赤は親や先祖への感謝の気持ち
- 黄色は信頼
- 白は義務や決まりを守る
- 黒は学業の向上
つまり、本来であれば、願い事の内容によって短冊の色が決まっているという事になるのです。
七夕飾りの種類にはどんなものがある?
七夕飾りの種類といえば、一番代表的な短冊のほかに、
- 網飾り
- 折り鶴
- くずかご
- 吹き流し
- 提灯
しかし、これらはただ笹の葉を華やかに飾るためだけに飾っているのではなく、一つ一つに意味があるのです。
網飾りの意味
まず網飾りには、大量を願うという意味があります。
折り鶴の意味
そして次に折り鶴ですが、こちらはそのまま家族の健康と長寿、そして家内安全の願いが込められています。
くずかごの意味
くずかごには、整理整頓・清潔という意味があります。
吹き流しの意味
吹き流しには、織姫の織り糸がモチーフになっており、特に女の子は裁縫が上達するようにと願いが込められています。
提灯の意味
提灯には心を明るく照らしてくれますようにという意味があります。
このように、七夕飾りにはほかにもたくさんの種類があり、その一つ一つに意味が込められているのです。
七夕飾りの時期はいつからいつまで?
七夕というと、毎年7月7日を指しますよね。
しかし、せっかく作った笹の葉に飾った飾り物。
1日だけでしまってしまうのも悲しいものですよね。
では七夕飾りというのはいつからいつまで飾っておくものなのでしょうか?
七夕飾りを飾る期間とは?
学校などの行事に使う場合には、だいたい7月1日から7月7日までの1週間くらいは飾っておきますよね。
でも、7月6日の夜に飾りを外へ出し、7月7日にはずすというのが風習となっています。
そして、飾り終わった笹の葉飾りは昔は川に流し、神様に願いをかけるものでしたが、今は環境上良くないので、家で処分するというのが通常となっているようです。
まとめ
七夕といえば、毎年恒例だからと言って何気なく短冊やそのほかの七夕飾りを笹の葉に飾っていませんか?
しかし、短冊はともかく、そのほかの飾り物にも一つ一つに意味が込めらているのです。
特に家庭で笹の葉飾りを作るときには、子供に飾りの意味を話しながら作ると、よりお願い事がかなうような感じがしませんか?
もし今まで家庭では笹の葉飾りは準備していないという人も、100円ショップなどで簡単に材料を買い集めることが出来るので、ぜひ作ってみてください。