台風一過とはどんなものなのでしょうか。
よく聞くけどはっきりわからない、台風一過の意味や正しい言葉の使い方の例文もチェックしていきましょう!
よく「台風一過」という言葉を天気予報などで聞くことがありますよね。
台風一過と聞くと、「台風一家」と間違って覚えている人もすくなくありません。
台風一過というのは「台風一家」ではなく、台風がまとまってくることではありません。
では、正しい「台風一過」の意味は何なのでしょうか?
そして、台風一過という言葉の正しい使い方も合わせて紹介します。
- 台風一過とは?
- 台風一過の意味とは?
- 台風一過という言葉の使い方の例!
- まとめ
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台風一過とは?
台風一過とはどんなものかを見ていきましょう。
台風一過とは、字を見るとなんとなくわかりますが、
「台風が過ぎ去った後の様子」を表す言葉です。
台風が過ぎると、
- 空は晴れ渡りとてもすがすがしい天候になる
- とても暑くなる
台風が過ぎたあと天気が良く暑い理由とは?
台風が過ぎたあと天気が良く暑くなってしまう理由は2つほど考えられます。
理由①
まず一つは、台風が空気中のごみやチリ、さらには雲までも連れ去ってしまうので、とても天気が良くなるのです。
そして、遮る(さえぎる)ものがなくなり暑くなります。
理由②
もう一つが、台風は南の熱い空気を引き寄せるため、台風が過ぎ去った後は暑くなるのです。
台風一過の意味とは?
台風一過とはどんなものか良く分かったと思います。
では次に台風一過の意味を見ていきます。
台風一過の別の意味
台風一過の意味は、先ほどご説明した通り、台風が過ぎ去って空が晴れ渡った様子を表す言葉です。
そして、もう一つ台風一過には意味があります。
それは、台風という荒れた状態が過ぎ去りとてもすっきりした様子から、
「騒動が収まって晴れ晴れとする」ことに対して使用される言葉でもあります。
つまり、台風一過には
- そのままの意味の「騒動が収まって晴れ晴れとする」
- 「台風が過ぎ去った後の様子」を表した言葉
意味が分かれば、使い分け方もわかってきますね。
台風一過の使い方の例!
具体的に「台風一過」という言葉の使い方を例を交えて説明したいと思います。
台風が過ぎ去ったという意味で使う場合
まず、一つ目はそのまま台風が過ぎ去ったという意味で使う場合です。
騒動が収まって晴れ晴れとしたという意味で使う場合
では、台風一過を、騒動が収まって晴れ晴れとしたという意味で使ってみます。
台風一過という言葉は、手紙やはがきでの挨拶でも季語として使用することがあります。
しかし、気を付けなくてはいけないのが、台風一過がいつの季節の季語かという事。
台風というと、夏に多いのでついつい夏の季語と思いがちですよね。
しかし、台風一過の季語は「秋」になりますので注意しましょう!
まとめ
台風一過というと「台風一家」と勘違いしている人が意外に多いようですね。
特に、子供の頃に「台風一過」という言葉を覚えた人は、どちらかというとなじみのある「一家」という字を当てはめ、台風の家族、つまりは
- 台風がまとめて発生
- 連なって過ぎ去っていく
しかし、実際には台風一過というのは、台風が過ぎ去ったことを指し、台風が過ぎ去った後の晴れ渡った青空のことを指す言葉になります。
子供の頃ならともかく、大人になってまで「台風一家」と言っていては常識を知らないと笑われることにもなりかねません。
特に夏は台風が多い時期でもあります。
この時期に、台風一過の意味や使い方などをしっかりと知り、逆に周りの人にさりげなく教えてあげられるようになるとカッコイイですね。