柿の食べ過ぎの症状にはどのようなものがあるのでしょうか。

柿の食べ過ぎで下痢や身体が冷える、柿を食べ過ぎると石ができて病気になるという噂は本当なのでしょうか。

柿の食べ過ぎの症状

柿といえば、秋を代表する果物の一つですよね。

柿は、実は多くの栄養素が含まれており、「医者いらず」といわれているほど万能の食べ物なのです。

しかし、どんなに良い食べ物であっても食べ過ぎてしまうと身体に何かしらの不具合が生じます。

柿も、やはり食べ過ぎると様々な症状が現れてしまいます。

今回は、柿を食べすぎることによって起きる症状についてご紹介します。

目次

  • 柿の食べ過ぎの症状とは?
  • 柿の食べ過ぎは下痢になる
  • 柿を食べ過ぎると冷える?
  • 柿を食べ過ぎると石ができて病気になる?
  • まとめ

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柿の食べ過ぎの症状とは?

柿を食べすぎるとどのような症状が起きてしまうのでしょうか。

柿というのは、ビタミンや食物繊維を始め、様々な栄養素がふんだんに含まれているので、柿を毎日食べることによって様々な健康効果が期待できます。

しかし、そんな柿でも食べ過ぎると様々なデメリットが生じます。

例えば

  • 便秘
  • 下痢
  • 冷え
  • 貧血
  • 胃石になる
という心配があります。

そのため柿が身体に良いからと言って、毎日何個も食べすぎるのも考え物なのです!

柿の食べ過ぎは下痢になる

柿を食べすぎると起こる症状の一つに、「下痢」があります。

柿に含まれる栄養の中には「食物繊維」があるので、食物繊維が豊富な柿を多く食べると下痢になるという事は予想がつきますよね。

実は、食物繊維には

  • 水溶性
  • 不溶性
の2種類があり、柿には不溶性食物繊維が多く含まれています。

この不溶性食物繊維は食べ過ぎると水分の吸収が難しくなり、吸いきれない水分が便と混じり下痢となるというわけです。

柿の食べすぎで便秘になる人もいる!

逆に柿を食べすぎると、便秘になるという人もいます。

これは、不溶性食物繊維を多くとることで腸を刺激し、便の量が増えることで便秘が悪化することがあるのです。

食物繊維はダイエットにもおすすめですが、食べ過ぎると下痢になったり、逆に便秘がひどくなるので注意が必要です。


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柿を食べ過ぎると冷える?

柿を食べすぎると、身体が冷えるという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

その原因は、柿に含まれるカリウムです。

柿のカリウムが冷える原因に!

柿に含まれるカリウムの役割は、ナトリウムを体外に出すことによって、

  • 体のむくみを改善する
  • 高血圧予防
などです。

実はそのナトリウムは、身体を温める赤血球を増やすのに必要な栄養素です。

しかし、カリウムを多く含む柿を食べすぎてしまうとナトリウムを減らすことになり、その結果、体を冷やしてしまうことにつながるのです。

その為、特に冷え性の人はいくら身体に良いといっても柿を食べすぎるのは注意が必要です。

柿を食べ過ぎると石ができて病気になる?

最後に、柿を食べすぎると石が出来て病気になるという話について見ていきたいと思います。

今まではただ体調を崩す程度のお話でしたが、身体に石ができると聞くと恐ろしいですよね。

この病気は「柿胃石」と言います。

原因は、柿に含まれる渋みの成分である「タンニン」。

このタンニンが胃液中で固まり、さらに柿に多く含まれる食物繊維が混じり胃に石が出来てしまうのです。

症状としては

  • 吐き気
  • 腹痛
  • 胃閉塞
になることも少なくありません。

まとめ

柿というのは、美容からダイエット、便秘やがん予防など実に様々な効果が期待できる果物です。

他にも、二日酔いにも良いですし、気にしていなくてもとてもおいしいのでついつい食べすぎてしまう事も少なくないと思います。

しかし、どんなに良いものでも食べ過ぎるとは良くありません。

食べ過ぎることによって、必要以上に栄養を摂りすぎてしまい、身体に様々な害を及ぼすことになるのです。

目安としては、

  • 大人で1日10個以上
  • 子どもなら5個以上
  • 妊娠中なら2個以上
を食べると食べすぎとなります。

ちなみに適切な数は、1日2個といわれていますので、くれぐれも食べすぎには注意しましょう。

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