干し柿の栄養とはどんなものなのでしょうか。
また干し柿の効果や効能にはどのようなものがあるのでしょうか?
そして干し柿と甘柿との違いやメリット・デメリットについてみもていきましょう!
柿というと、大きく分けて2つの種類がありますよね。
- 1つがそのまま食べられる甘柿
- もう1つが干して干し柿にしないと渋くて食べることが出来ない渋柿
実は、同じ柿ですが、甘柿と干し柿では含まれる栄養や効果が違ってくるのです。
今回は、干し柿の栄養とその効果についてご紹介します。
- 干し柿になると柿の栄養はどうなるの?
- 干し柿の効能や効果とは?
- まとめ
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干し柿の栄養とは?甘柿との違いは?
柿というと、様々な栄養が含まれているという事を知っている人は多いと思います。
しかし、干し柿になるとどうなるのかあまり詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか?
では、干し柿の栄養というのは甘柿と比べてどうなっているのでしょうか?
干し柿のカロリーについて
まずカロリーから見ていきたいと思います。
- 甘柿のカロリーは、1個(160g)で100キロカロリー
- 干し柿の場合は1個(40g)で100キロカロリー
つまり、干し柿の方が、干して水分が抜け、密度が高まったおかげでカロリーが高くなっているのです。
確かに普通の甘柿よりも干し柿の方がより甘みを感じますよね。
では他の栄養はどうなっているのでしょうか?
干し柿のビタミンCについて
柿に豊富に含まれている栄養素の一つがビタミンCがあります。
しかし実は、干し柿にするとビタミンCは大幅に少なくなってしまうのです。
干し柿のミネラル・食物繊維・βーカロチンについて
干し柿にするとビタミンCは少なくなってしまいます。
しかし、他の
- ミネラル
- 食物繊維
- βーカロチン
他にも、カリウムも干し柿にすることで大幅に量がアップするのですが、これ腎臓が弱い人にとってはあまりよくありません。
つまり、干し柿の栄養は、甘柿と比べると、大幅に減るものもあれば、逆に増える栄養素もあるのです。
干し柿の効能や効果とは?
干し柿を食べることで得られる効能や効果について見ていきたいと思います。
干し柿というのは、甘柿と比べると栄養素が増えたり減ったりすることがわかりましたよね。
では、そんな干し柿はどのような効のや効果が得られるのでしょうか?
干し柿の食物繊維は腸内環境を整え便秘解消効果が期待できる
干し柿には、甘柿と同じように、カリウムやβーカロチン、食物繊維など多くの栄養が含まれています。
その為、まず食物繊維は腸内環境を整えて、特に女性にはうれしい便秘解消効果が期待できます。
干し柿のβーカロチンは老化を抑える効果が期待できる
干し柿のβーカロチンですが、こちらは抗酸化作用が期待できるので、身体の老化を抑える効果が期待できます。
さらに、βーカロチンはビタミンAにもなるので、免疫力を強くしてくれる効果も期待できます。
βーカロチンには、他にも二日酔いに効果があったり、抗酸化物質なので、がん予防にも効果を発揮してくれるのです。
干し柿のカリウムは血圧を下げたり、疲労回復が期待できる
干し柿にはカリウムも豊富に含まれているので、
- 血圧を下げる
- 疲労回復をする
もう一つ、干し柿に含まれる柿の渋み成分である担任は、抗酸化物質であるため、腸内環境を整えるだけではなく、美容にも効果がが期待できるのです。
このように、干し柿にもさまざまな効能や効果が期待できます。
まとめ
干し柿というと、もともと渋柿を長時間干して熟させることによって甘くておいしく食べるものですよね。
しかし、干し柿は自分で作るのは大変ですし、市販されているものを見ても、普通の甘柿よりもちょっとお高めですよね。
さらに、干し柿は水分が少なくなって密度が増す分カロリーも高くなってしまいます。
そして、干し柿は夏季の栄養の代表ともいえるビタミンCが減ってしまうので、美容効果を期待して食べる人にとってはあまりおすすめできません。
ただ、干し柿にすることでマイナスになるばかりではありません。
逆に干し柿にすることで増える栄養もあるので、その栄養を多めにとりたいという場合は干し柿がおすすめです。
必要な栄養に合わせて甘柿・干し柿と食べ分けるといいかもしれませんね。