塩分補給に塩をなめるのや梅干しを食べるのが効果的なのでしょうか?

また脱水症状や熱中症から身を守る水分補給や塩分補給にスポーツドリンクを飲むのは逆にNGなのでしょうか?

塩分補給に塩をなめる

夏といえば、大量に汗をかく時期でもありますよね。

汗をかかなくても知らないうちに私たちの体内からは水分とともにいろいろな成分が外に出て行っています。

その為、脱水症状や熱中症から身を守るために、水分補給をするだけではなく、きちんと失われた成分も補給する必要があるのです。

ここでは、塩分補給の方法、巷でよく聞く方法は本当に正しいのかを一つ一つご説明していきたいと思います。

目次

  • 塩分補給に塩をなめるのは効果ある?
  • 塩分補給に梅干しは効果ある?
  • 塩分補給にスポーツドリンクは効果なし?あり?
  • まとめ

●関連
→塩分補給の「飴・ドリンク・食べ物」の一覧はこちら

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塩分補給に塩をなめるのは効果ある?

塩分補給に、塩をなめるといいという話は聞いたことがありますか?

特に運動をしていると、大量の汗をかきます。

しかし、この時に水分だけを摂取していると、体内の塩分濃度は薄くなってしまい、水中毒になってしまうこともあります。

その為、しっかりと塩分補給も必要なのです。

塩分補給には天然塩がおすすめ!

塩分補給といえば、やっぱり「塩」ですよね。

もしも飲み物が水しかない場合には、合わせて塩をなめるのも効果が期待できます。

出来れば、ナトリウムだけではなく、様々なミネラル分を豊富に含む天然塩がおすすめです。

塩分の摂りすぎには注意!

ただ、塩というのは摂りすぎると体に良くないという事は知っていますよね。

いくら塩分が不足しているからと言って摂りすぎるのは良くありません。

その為、直接塩をなめて体内の塩分補給をするのは運動後などたっぷりと汗をかいた後がおすすめです。

もしも対して汗もかかないのに、水分とともに塩をなめていると、

  • 血圧の上昇
  • むくみ
  • 最悪の場合には心不全
などにもつながることがあるので注意しましょう。


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塩分補給に梅干しは効果ある?

塩分補給といえば、日本に昔からある保存食、梅干しがありますよね。

梅干しといえば、塩分補給のほかにもお弁当のお供として殺菌効果があるなど、様々な役割を果たしてくれる万能の食材ということが出来ます。

では、塩分補給としての効果はどうなのでしょうか?

梅干しを朝1個食べるだけでも塩分補給に効果的!

実は熱中対策の塩分補給として梅干しはとても効果が期待できるのです。

毎朝1個梅干を食べるだけでも十分効果があります。

梅干しは塩漬けをしているので塩分はもちろん、クエン酸も含まれているので、

  • 熱中症防止
  • 夏バテ解消
の両方にも効果を発揮してくれます。

では、塩分補給として梅干しは何個食べればいいのでしょうか?

だいたい目安としては、水500ml~1000mlに対して1つになります。

塩分対策の梅干しの選び方とは?

ただ、ここで注意してほしいのは、梅干しの選び方です。

昔ながらの梅干しというと、本当に酸っぱいだけの味ですよね。

でも最近では、食べやすいようにはちみつの入った甘めの梅干しも多く販売されています。

しかし、甘めのはちみつの場合、塩分補給にはあまりお勧めできません。

出来れば、

  • 甘みのない酸っぱい梅干し
  • しょっぱい梅干し
を選ぶようにしましょう。

塩分補給にスポーツドリンクは効果なし?あり?

スポーツをした後の水分補給としてよく利用されるのが「スポーツドリンク」ですよね。

では塩分補給にスポーツドリンクはどうなのでしょうか?

確かに、スポーツドリンクには、塩分をはじめたくさんの成分が含まれていて塩分補給にもおすすめという感じがしますよね。

塩分補給にスポーツドリンクを飲む場合の注意点

塩分補給にスポーツドリンクを飲む場合には一つ注意点があるのです。

それは、スポーツドリンクには糖分も含まれていること。

スポーツドリンクの成分表示を見てみると、意外と糖分が含まれていることがわかると思います。

これを水分補給・塩分補給にがぶがぶ飲んでしまうと、糖分の摂りすぎになってしまうのです。

スポーツ後など大量に汗をかいたときにはいいかもしれませんが、普段の塩分補給にはあまり向きません。

出来れば、当分控えめで多めに塩分の含まれている「経口補水液」の方がおすすめと言えます。

→「経口補水液」の一覧はこちら

●関連
→塩分補給の「飴・ドリンク・食べ物」の一覧はこちら

まとめ

夏の暑い時期に水分補給と合わせて欠かせないのが塩分補給です。

いくら水分を取っていても塩分が不足すると熱中症になる危険性が出てきます。

その為、水だけではなくきちんと塩分を取ることが必要です。

ただ、塩分と言っても、摂り方を間違えると過剰に摂りすぎてしまったり、別の成分を摂りすぎることがあります。

塩分補給をするときには、きちんと必要量などを考えて摂るようにしましょうね。

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