さつまいもは野菜の仲間なのでしょうか。
また、さつまいもとじゃがいもとの違いは同じ芋類でも何が違うのでしょうか。
そして、さつまいもは消化が悪い食べ物という噂は本当なのでしょうか。
さつまいもって、とても甘いですよね。
でも、さつまいもは野菜か果物かと聞かれたら多くの人が「野菜」と答えるのではないでしょうか?
そもそもさつまいもというのは野菜なのでしょうか?それとも果物なのでしょうか?
同じ「いも」という言葉がつくじゃがいもとの違いは何か、そして、さつまいもは消化が悪いのかどうかも合わせてご紹介します。
- さつまいもは野菜なの?
- さつまいもとじゃがいもの違いとは?
- さつまいもは消化が悪いというのは本当?
- まとめ
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さつまいもは野菜なの?
さつまいもというと、野菜というイメージがありますよね。
「いも」という言葉がつくので、じゃがいもと同じ野菜という感じがするのだと思います。
確かにさつまいもはおかずの材料としても良く使われます。
しかし、どちらかというと大学芋やスイートポテト、ふかし芋や焼き芋など、おやつ感覚ですよね。
その理由として、さつまいも自体がとても甘みがあるからです。
ではさつまいもは野菜なのでしょうか?
さつまいもは考え方によって分類が変わる!
そもそも野菜と果物の違いは、木になるか、草として生えるかの違いです。
- 木になるのが「果物」
- 草などに生えたり地面に出来るのが「野菜」
しかし、さつまいもというのは、野菜でも果物でもなく、栄養で分類すると「イモ類」となります。
ただ、どこを食べるのかと考えると「根菜類」となり野菜となるのです。
さつまいもというのは、考え方によって分類が変わるのです。
しかし、果物とは分類されないようですよ。
さつまいもとじゃがいもの違いとは?
さつまいもとじゃがいもって、どっちも「いも」ですよね。
しかし、さつまいもとじゃがいもというのはだいぶ離れたものなのです。
例えば、
- さつまいもは「さつまいも属さつまいも種」
- じゃがいもは実は「ナス属じゃがいも種」
さつまいもとじゃがいもは違うところが多い!
実はじゃがいもは「いも」とつきますが、さつまいもよりもナスに近い存在なんです。
でも、どちらも見た目が違いますよね。
- 花を見てみるとじゃがいももナスも似た花の色・形をしています。
- さつまいもは根に実がなりますが、じゃがいもは茎に身がなります。
- じゃがいもの芽には毒がありますが、さつまいもにはありません。
このように、さつまいもとじゃがいもは見た目などは色が違うだけで似ているように思えますが、意外と違うところが多いのです。
さつまいもは消化が悪いというのは本当?
さつまいもに含まれる栄養素といえば、食物繊維ですよね。
便秘に効果を発揮する食物繊維ですが、豊富に含まれているさつまいもは消化が悪いのでしょうか?
さつまいもは腹持ちがいいかわり消化が悪い!
さつまいもの特徴の一つとして、腹持ちがいいということがありますよね。
その為ダイエットに向いているという事も言えます。
しかし、腹持ちがいい食品というのは、消化が悪いという事も言えるのです。
さつまいものデメリット
消化が悪いという事は、胃に負担がかかります。
そのため特に胃が弱い人や胃が弱っている場合には食べるのはさけたほうがいいかもしれません。
さつまいものメリット
逆に消化が悪い食べ物は、消化に時間がかかります。
そのため血糖値の上昇も穏やかになるので、
- 高血圧の人
- ダイエットをしたいという人
まとめ
さつまいもについて、意外なことが分かったのではないでしょうか?
特に驚いたのが、さつまいもとじゃがいもは見た目は似ていても決して近い存在ではないという事。
じゃがいもはさつまいもよりもナスに近い食べ物というのは知らなかった人が多いのでは?
しかし、さつまいももじゃがいもも同じ「ナス目」になるので、もとをただせばどちらも遠い親戚という事も言えます。
いろいろと謎の部分も多いさつまいもですが、食べ過ぎなければダイエットにも向いていて、さらにたくさんの栄養素を含んでいるので健康や美容にも良いという事がわかっています。
特に秋から冬にかけてはさつまいもがおいしい時期。
ぜひおやつに取り入れてみてはいかがですか?